2018.12.05
交通事故事件において、現場を確認することは、大切なことである。
もちろん、現地を直接見に行く方法もあるが、手っ取り早い方法として、現在は、ストリートビューがある。
私が弁護士になった10年ほど前も、はっきりと覚えていないが、ストリートビューは既にあったように思う。
しかし、田舎の方にいくと、地図しか存在しないエリアもあり、不便に感じたことも何回かあった(私の使い方が悪かったからかもしれないが・・・)。
最近は、対応エリアも広くなったのではないだろうか? そういった不便を感じることは少なくなった。
しかも、ゆっくり車を停めて現地を確認することができない高速道路などもストリートビューで確認できる。これは非常に便利な点といえる。
地図や航空写真から距離の測定も可能であるから、交通事故事件の取扱いにおいて、非常に有効なツールとなっている。
今後、自動運転技術の発展に伴い、こうした地図の整備も進んでいくものと思われる。益々の発展を期待している分野である。
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