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後遺障害認定ノウハウ

後遺障害認定ノウハウ

後遺障害等級の認定は適正な補償を受けるための要。
まずはあなたの状態を把握し、どのような後遺障害の可能性が
あるのかを考え、後遺障害診断書の作成アドバイスを行います。

次に出来上がった後遺障害診断書の内容をチェックし、問題があれば訂正依頼等による対応を行います。 そして、ようやく自賠責に後遺障害の申請を行います。不当な内容であれば、異議申立て、紛争処理機構への紛争処理申請を行い、ときには裁判所でその等級を争います。

これまでの実績・経験に基づき、後遺障害等級認定に関するノウハウの一部を整理していまので、ご覧いただければ自ずと、私の実績・経験についてもご理解いただけると思います。

安心してお任せください。

  • むち打ち(頸椎捻挫)・腰椎捻挫の後遺障害

    むち打ちに伴う苦痛は、客観的な証明が難しいものの一つです。したがって、後遺障害認定においては、ポイントを押さえた主張・立証を行い、 症状(苦痛)の存在をしっかりと認めてもらうことが重要です。
  • 高次脳機能障害

    高次脳機能障害の症状は、被害者ご本人には勿論、そのご家族にも大きな変化をもたらしていると思います。これからの長い人生を少しでも安心して暮らしていけるよう、私も全力でサポートします。
  • 精神(心)のこと(非器質性精神障害)

    交通事故によって、不安・抑うつ・意欲低下などの症状を発症して苦しまれている方は、決して珍しくありません。
  • 脊髄損傷

    ポイントはMRI(できれば早期の)。 また正確な状況を反映させた「脊髄症状判定用」(診断書)の 作成を通じ適切な等級獲得をサポートします。
  • その他の神経症状(痛みやしびれ)

    骨折が癒合した後にも痛みが残った、 肘を打撲し痛みや痺れが残った、膝を打撲して痛みが残ったなど、 むち打ち以外にも神経症状が問題になるケースが存在します。
  • 傷跡(醜状障害)

    大切なのは、むしろ後遺障害等級認定の後。 それを見据えたサポートを行っていきます。
  • 上肢(腕)

    上肢の後遺障害は、部位、受傷内容によって多種多様です。 それぞれの場合におけるポイントを押さえた立証が重要です。
  • 下肢(足)

    下肢の後遺障害は、受傷部位・内容によって多岐に亘ります。 それぞれのポイントを押さえた立証が重要です。
  • 足指の後遺障害

    足指の障害は、大きく欠損障害と機能障害とに分類されます。
  • 眼(眼球)

    自覚症状だけではなく、後遺障害等級認定基準をふまえた検査を的確に受けていくことが重要です。
  • 耳の後遺障害(聴力障害(難聴)と耳鳴)

    骨折や打撲した部分は直に気付きますが、 耳の症状は見落とされやすく、 また、後回しにされやすい症状です。 認定基準をふまえ、早い段階から準備をしておくこと がポイントです。
  • 歯の後遺障害(歯牙損傷)

    歯の後遺障害等級認定自体は難しくありません。 しかし、その後の手続(示談交渉や裁判)を見据えて準備すべき点は少なくありません。 これまでの経験を踏まえ、先の手続を見据え、後遺障害診断書作成段階からしっかりサポートします。

交通事故のダメージを乗り越え、
前向きな再出発ができるよう

榎木法律事務所は
3つの約束をします。

  • 学術的研究を通じ最新の議論にアンテナをはる研究活動と実務の二本立て
    学術的研究を通じ最新の議論にアンテナをはる研究活動と実務の二本立て
  • 細やかな準備で安心してお任せいただくスピーディで丁寧な対応
    細やかな準備で安心してお任せいただくスピーディで丁寧な対応
  • 後悔しないように最善を尽くしたいお客様に寄り添いともに歩む
    後悔しないように最善を尽くしたいお客様に寄り添い
    ともに歩む

弁護士 榎木貴之

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交通事故問題の将来

愛知県内の人身事故発生件数(平成27年)は4万4369件と報告されています(愛知県警察本部交通部「愛知県の交通事故発生状況」)。死者数は213件と報告されています。年別の推移をみると、交通事故発生件数は年々減少しています。しかし、都道府県別発生状況をみると、愛知県は人身事故発生件数も死者数も全国一位となっています。愛知県内の地域別発生件数をみると、人口も多いからだと思いますが、名古屋市が最も多い1万4250件と報告されています。自動制御など自動化も徐々に進み、自動車の安全性能は格段に高まっているとはいえ、やはり自動車は「凶器」に違いありません(勿論、大変便利なものですが)。
私も名古屋市に住んでおり、事務所も名古屋駅前の錦通沿いにあります。名古屋市内を走る錦通、広小路通、桜通などは車線も多く、しかも直線ですから、特に夜間などは相当な速度で走行する車も珍しくありません。車線変更の際に合図を出す、一時停止では止まって安全確認をする、そういったことを守らないドライバーを見かけることもあります。私は弁護士として数多くの交通事故案件を取り扱う中で、交通事故被害に苦しみ、人生を大きく変えられた被害者の方を沢山見てきました。現在の法制度では満足な救済が受けられず、弁護士として悔しい思いをしたこともあります。ですから、そうした無責任な運転行為をみると、心の底から腹が立ちます。 ただ、こうした交通事故問題を巡っては、近い将来、大きな変化が起こると考えられます。とても望ましい変化です。それは、2020年代には完全自動運転が実現される見通しとなっているためです。当然ながら交通事故発生件数は大きく減少するものと思われます。また、仮に交通事故が起きたとしても、自動車の位置情報が数センチ単位で把握できるようになるわけですから、事故態様の再現も容易になります。ドライブレコーダーのような画像情報も保存されるようになるはずです。これまでは、当事者の話や現場の痕跡などから事故態様を再現していたわけですが、そうした作業は非常に簡略化されていくものと思われます。加害者側と被害者側の主張する事故態様が大きく食い違う、という事態も少なくなるはずです。さらに、完全自動運転となれば、もはやドライバーの責任を観念しづらくなるため、責任の所在についても大きく変化していくはずです。当然ながら、法制度、保険制度の大幅は見直しが必要となってきます。 これからの10年間は、交通事故を巡る問題が大きく様変わりする時期だと思います。まだ議論は始まったばかりですが、弁護士として大変興味を持っており、今後研究を進めていきたいと考えている分野です。そのような変化の中で、交通事故被害者側の弁護士として思うのは、新しい制度が、被害者側に不利なものであってはならない、ということです。変化を見守りつつ、必要であれば、声を上げていくことも弁護士として必要なことだと考えています。

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