Q&Aで分かる交通事故の疑問、
法律の用語などを集めました。
愛知県外からの相談もできますか?
県外からの相談も歓迎しています。
弊所は、愛知県名古屋市(名古屋駅の近く)にあります。名古屋や愛知県だけではなく、三重県、岐阜県、静岡県へのアクセスも便利な場所です。
そもそも、名古屋駅近くに事務所を構えている理由の一つとして、名古屋や愛知県以外からのお客様にも便利な場所だからという点があります。
主な対応地域は、愛知県、三重県、岐阜県、静岡県ですが、それ以外の地域の案件の取扱いもございます。
交通事故の相談の際には、何を持っていけばよいですか?
交通事故の相談時には、加害者(相手方)の氏名を確認させていただきますので、分からない場合には、あらかじめ保険会社等にご確認ください。
また、弁護士への委任をご検討されている場合には、印鑑・身分証明書(写真付きのもの)をご持参ください。
その他は、事案によって様々です。例えば、次のようなものです。
・物損がある場合には、車検証。
・お怪我がある場合には、診断書。
・交通事故現場の写真、損傷した車両の写真も参考になります。
・後遺障害の異議申立てのご相談であれば、後遺障害診断書と等級認定票は必須で、それに加えて経過診断書・診療報酬明細書もあれば助かります。
・弁護士費用特約がある場合には、その資料(保険証券や担当者からの連絡文書)。
・相手方保険会社からの連絡文書。
交通事故に遭いました。弁護士への相談は、どのタイミングでするのがよいですか。
不安であれば、なるべく早めに弁護士に相談してください。交通事故には、色々な段階があり、各段階で様々な問題が生じます。弁護士への相談が遅くて手遅れになることはあっても、早くて困ることはないはずです。弁護士に相談をしたからといって、必ず依頼しなければならないわけではありませんので、ご安心ください。とりあえず弁護士(専門家)の話を聞いてみよう、という感覚で構いません。
また、弊所では、入院中のため外出が困難な場合には、状況に応じて、弁護士による電話でのご相談なども対応しております。
後遺障害等級認定について弁護士に相談するメリットは何ですか。
適正な等級認定が受けられる可能性が高まると思います。交通事故の後遺障害等級認定は、ある一定の認定基準が存在し、それに該当するか否かを審査するものです。したがって、認定基準に精通した弁護士が、それを意識した後遺障害診断書の作成をサポートしたり、ポイントを押さえた異議申立てを行ったりすることで、適正な等級認定が受けられる可能性も高まります。
入院中や遠方等の事情で来所による法律相談が難しい場合は、どうすればよいですか?
まずはお気軽にお問合せください。どのような形でサポートできるか、ご相談させていただきます。
解決までの時間はどれくらいかかるのでしょうか?
残念ながら、解決までの時間は、ケースバイケースといわざるを得ません。
既に保険会社から示談金額の提示があるような場合であれば、その内容を精査した上で電話交渉し、数日で示談成立、2、3週間以内に入金、というような場合もあり得ます。
これに対し、まだ治療中の場合などは、どうしても時間がかかってしまいます。
大まかなタイムスケジュールは、法律相談の際にご説明いたします。
私は交通事故の加害者ですが、加害者からの相談も受け付けていただけますか?
当事務所では、交通事故の被害者側の案件を中心に取り扱っています。
そのため、原則として、加害者の方からのご相談は、お断りしています。
ただし、双方に過失がある場合などは、いずれを加害者と見るのか難しい場合もございますので、ケースバイケースの判断にはなってしまいます。
事務所の近くに駐車場はありますか?
提携の無料駐車場はありませんので、近くの有料駐車場をご案内します。近くには複数の有料駐車場がありますので、ご安心ください。また、弊所は名古屋駅の近くですから、電車でのアクセスはとても便利です。雨の日は地下街をご利用ください。ミヤコ地下街5番出口を上がってすぐです。
法律相談は何度でも無料ですか?
交通事故の法律相談は、何度でも無料です。
法律相談は、私が皆様に法的なアドバイスを差し上げる機会であると同時に、皆様からすれば、私に依頼して大丈夫なのかを確認する機会でもあります。そのような思いもあって、私は法律相談を何度でも無料としています。
なお、弁護士費用特約にご加入の場合は、弁護士費用特約から法律相談料が支払われるため、自己負担はありません。
交通事故のダメージを乗り越え、
前向きな再出発ができるよう
榎木法律事務所は
3つの約束をします。
交通事故問題の将来
愛知県内の人身事故発生件数(平成27年)は4万4369件と報告されています(愛知県警察本部交通部「愛知県の交通事故発生状況」)。死者数は213件と報告されています。年別の推移をみると、交通事故発生件数は年々減少しています。しかし、都道府県別発生状況をみると、愛知県は人身事故発生件数も死者数も全国一位となっています。愛知県内の地域別発生件数をみると、人口も多いからだと思いますが、名古屋市が最も多い1万4250件と報告されています。自動制御など自動化も徐々に進み、自動車の安全性能は格段に高まっているとはいえ、やはり自動車は「凶器」に違いありません(勿論、大変便利なものですが)。
私も名古屋市に住んでおり、事務所も名古屋駅前の錦通沿いにあります。名古屋市内を走る錦通、広小路通、桜通などは車線も多く、しかも直線ですから、特に夜間などは相当な速度で走行する車も珍しくありません。車線変更の際に合図を出す、一時停止では止まって安全確認をする、そういったことを守らないドライバーを見かけることもあります。私は弁護士として数多くの交通事故案件を取り扱う中で、交通事故被害に苦しみ、人生を大きく変えられた被害者の方を沢山見てきました。現在の法制度では満足な救済が受けられず、弁護士として悔しい思いをしたこともあります。ですから、そうした無責任な運転行為をみると、心の底から腹が立ちます。
ただ、こうした交通事故問題を巡っては、近い将来、大きな変化が起こると考えられます。とても望ましい変化です。それは、2020年代には完全自動運転が実現される見通しとなっているためです。当然ながら交通事故発生件数は大きく減少するものと思われます。また、仮に交通事故が起きたとしても、自動車の位置情報が数センチ単位で把握できるようになるわけですから、事故態様の再現も容易になります。ドライブレコーダーのような画像情報も保存されるようになるはずです。これまでは、当事者の話や現場の痕跡などから事故態様を再現していたわけですが、そうした作業は非常に簡略化されていくものと思われます。加害者側と被害者側の主張する事故態様が大きく食い違う、という事態も少なくなるはずです。さらに、完全自動運転となれば、もはやドライバーの責任を観念しづらくなるため、責任の所在についても大きく変化していくはずです。当然ながら、法制度、保険制度の大幅は見直しが必要となってきます。
これからの10年間は、交通事故を巡る問題が大きく様変わりする時期だと思います。まだ議論は始まったばかりですが、弁護士として大変興味を持っており、今後研究を進めていきたいと考えている分野です。そのような変化の中で、交通事故被害者側の弁護士として思うのは、新しい制度が、被害者側に不利なものであってはならない、ということです。変化を見守りつつ、必要であれば、声を上げていくことも弁護士として必要なことだと考えています。
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