menu

解決事例

解決事例

私の解決事例のご紹介

賠償金額の増額だけではなく、
相談者一人ひとりが事故を乗り越え
再出発
できるための解決実績。

賠償金額の増額だけではなく、相談者一人ひとりが 事故を乗り越え再出発できるための解決実績。

case
10

頸椎捻挫・腰椎捻挫の事案でかなり長期間の休業損害が認められた事例(裁判事例)

B様

丹念な立証によって長期間の休業の必要性が認定

事件内容

この事案は、後方からの追突事故によって被害者の方が首や腰を受傷したというものでした。被害者の方は、事故以降半年以上に亘って休業(ほとんど全休)を余儀なくされました。また、治療を受けたにもかかわらず、腰痛などの後遺障害を残してしまいました。

ご相談者様のお悩み

休業が長期間に及んでいたことから、その分がきっちり補償されるのか、を心配されていました。また、適正な後遺障害等級が認定されるのかについても、気にされていました。

解決内容

私は、まず、後遺障害診断書作成のサポートを行い、その上で、自賠責に対し後遺障害の申請を行いました。後遺障害自体は、こちらの予定どおり、14級の認定を受けることができました。
それと並行して、私は、保険会社に対し、休業損害の請求を行いました。しかし、保険会社は、長い検討時間を要求した上、最終的には弁護士に交渉を委任しました。そして、その弁護士は、こちらが請求した休業損害についてほんの一部分しか支払わない、という回答をしてきました。
それ以外の部分についても保険会社側弁護士の見解は非常に厳しいもので、こちらの請求額とは大きな隔たりがあり、話合いによる解決は望めない状態でした。
そこで私は、依頼者の方とご相談の上、訴訟を提起することにしました。
訴訟では、休業損害としてどこまで認めるのが相当か、が大きな争点となりました。その点に関しては、仕事内容は事務作業が中心であるものの、仕事の特殊性を強調し、主治医の意見(休業が必要という内容)などを踏まえた主張を行いましたところ、裁判所も、こちらが主張する全期間について休業の必要性を認めてくれました。
最終的には、訴訟提起前に保険会社側弁護士から提示された金額の約3倍近い金額で解決することができました。
訴訟提起により従前の提示額が約3倍に伸びていることから、こちらの立証が成功した例といえます。それ以上に、最終的な解決内容は勿論、そこに至る過程も含め、依頼者の方がこの解決に納得して下さり、事件終結後、気持ちのこもったお手紙を頂戴できたことが、私としては、何より嬉しく思いました。

交通事故のダメージを乗り越え、
前向きな再出発ができるよう

榎木法律事務所は
3つの約束をします。

  • 学術的研究を通じ最新の議論にアンテナをはる研究活動と実務の二本立て
    学術的研究を通じ最新の議論にアンテナをはる研究活動と実務の二本立て
  • 細やかな準備で安心してお任せいただくスピーディで丁寧な対応
    細やかな準備で安心してお任せいただくスピーディで丁寧な対応
  • 後悔しないように最善を尽くしたいお客様に寄り添いともに歩む
    後悔しないように最善を尽くしたいお客様に寄り添い
    ともに歩む

弁護士 榎木貴之

無料相談のご予約はこちらから

052-433-2305【受付時間】9:30〜17:30(平日)10:00〜17:00 (土曜) 夜間・土日祝日受付窓口のご案内

相談予約・お問い合わせ

相談のご予約・お問い合わせは
こちらから
052-433-2305【受付時間】9:30〜17:30(平日)10:00〜17:00 (土曜)

【受付時間】9:30〜17:30(平日)/10:00〜17:00 (土曜)

夜間・土日祝日受付窓口のご案内

相談予約・お問い合わせ

交通事故問題の将来

愛知県内の人身事故発生件数(平成27年)は4万4369件と報告されています(愛知県警察本部交通部「愛知県の交通事故発生状況」)。死者数は213件と報告されています。年別の推移をみると、交通事故発生件数は年々減少しています。しかし、都道府県別発生状況をみると、愛知県は人身事故発生件数も死者数も全国一位となっています。愛知県内の地域別発生件数をみると、人口も多いからだと思いますが、名古屋市が最も多い1万4250件と報告されています。自動制御など自動化も徐々に進み、自動車の安全性能は格段に高まっているとはいえ、やはり自動車は「凶器」に違いありません(勿論、大変便利なものですが)。
私も名古屋市に住んでおり、事務所も名古屋駅前の錦通沿いにあります。名古屋市内を走る錦通、広小路通、桜通などは車線も多く、しかも直線ですから、特に夜間などは相当な速度で走行する車も珍しくありません。車線変更の際に合図を出す、一時停止では止まって安全確認をする、そういったことを守らないドライバーを見かけることもあります。私は弁護士として数多くの交通事故案件を取り扱う中で、交通事故被害に苦しみ、人生を大きく変えられた被害者の方を沢山見てきました。現在の法制度では満足な救済が受けられず、弁護士として悔しい思いをしたこともあります。ですから、そうした無責任な運転行為をみると、心の底から腹が立ちます。 ただ、こうした交通事故問題を巡っては、近い将来、大きな変化が起こると考えられます。とても望ましい変化です。それは、2020年代には完全自動運転が実現される見通しとなっているためです。当然ながら交通事故発生件数は大きく減少するものと思われます。また、仮に交通事故が起きたとしても、自動車の位置情報が数センチ単位で把握できるようになるわけですから、事故態様の再現も容易になります。ドライブレコーダーのような画像情報も保存されるようになるはずです。これまでは、当事者の話や現場の痕跡などから事故態様を再現していたわけですが、そうした作業は非常に簡略化されていくものと思われます。加害者側と被害者側の主張する事故態様が大きく食い違う、という事態も少なくなるはずです。さらに、完全自動運転となれば、もはやドライバーの責任を観念しづらくなるため、責任の所在についても大きく変化していくはずです。当然ながら、法制度、保険制度の大幅は見直しが必要となってきます。 これからの10年間は、交通事故を巡る問題が大きく様変わりする時期だと思います。まだ議論は始まったばかりですが、弁護士として大変興味を持っており、今後研究を進めていきたいと考えている分野です。そのような変化の中で、交通事故被害者側の弁護士として思うのは、新しい制度が、被害者側に不利なものであってはならない、ということです。変化を見守りつつ、必要であれば、声を上げていくことも弁護士として必要なことだと考えています。

榎木法律事務所

〒450-0002
愛知県名古屋市中村区名駅4丁目13-7
西柳パークビル2F
【TEL】052-433-2305
【受付時間】
9:30〜17:30(平日)/10:00〜17:00 (土曜)

© 榎木法律事務所 All Rights Reserved.

© 榎木法律事務所 All Rights Reserved.