弊所の目指すもの
― 高い専門性を身近に提供すること ―
弊所では主に交通事故案件を取り扱っております。
比較的簡単に解決できる案件や、複雑で解決まで数年を要するものなど様々。
しかし、その一つ一つの案件に高い専門性をもって解決に導く。
そのような高いレベルのサービスを、お客様にも気づかれないかもしれないが、さらりと提供できる事務所でありたい。解決という目的地まで、安心して乗っていられる日本の新幹線のような存在でありたい。
そのために、日々、実務と研究の両方を積極的に取り組んでおります。
実際に専門誌への論文の発表も行っています。
弊所にご相談に来られるお客様は、弁護士の高い専門性を期待していると考えております。
名古屋駅近くに事務所をかまえたのは、遠方からのお客様にも弊所のサービスをお届けしたいからです。
実際、名古屋や愛知県に限らず遠方のお客様からも多くご相談を受けております。
人生において何度も交通事故に遭うのはまれなので、お客様とのかかわりはその案件一度きりかもしれません。
それでも、解決後久しぶりに元依頼者様からご連絡を頂き、知人の交通事故を紹介されると、
私の目指す解決が遂行できたのだなとうれしく思う。
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一人ひとりを
大切に納得のいく解決を
一緒に考える一番大切なことは、被害者の方が交通事故のダメージを受け入れ、前向きに再出発できるようになることです。そのためには何がベストなのかを一人一人の方と向き合って真剣に考えていきたいと思っています。
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多数の実績を
通じて得たノウハウの
活用私はこれまで、多くの交通事故案件を取り扱い、多くの経験を積んでまいりました。そうした専門的知識・経験をフル活用し、サポートいたします。
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長い人生の相談相手
(パートナー)として信頼し合える関係の
構築を目指す弁護士としての仕事は生活の糧を得るものではありますが、私にとってはそれ以上に、お互いが助け合って生きているこの社会の中で、縁あって出会った方のため、私は弁護士として人の力になり、いつまでも必要とされる存在であり続けたいと願っています。
相談件数850件以上。
私のこれまでの解決実例

鎖骨骨折後の後遺障害につき、併合11級、労働能力喪失率20%で解決した事案
Uさん
異議申立てを経て等級が12級➡11級へと見直され、それを前提に示談で解決に至った事案
事件内容
ご相談者様のお悩み
ご相談者様のお悩み
その後、解決に向けた交渉を行いました。変形障害の場合、裁判例等でも逸失利益が争われる例は珍しくありません。要するに、変形は外観上(美観上)の問題であって、それによって労働能力の喪失が生じるわけではないから、逸失利益の算定に際しては無視すべきであるとの反論が、加害者側(保険会社側)から頻繁に出てきます。しかし、本件では、11級の標準的な喪失率(20%)を前提に逸失利益が認められ、示談での解決に至りました。

交通事故発生から解決までの流れと
対応のポイント
交通事故発生から
解決までの流れと
対応のポイント
交通事故発生から解決までの流れとポイントを把握することで、今後何をするべきかが見えてきます。
まずは交通事故発生から解決までの流れを知ることで、今のあなたが置かれている状況や次にすべきことも見えてきます。それによって、少しは気持ちが楽になると思います。
早めに弁護士(専門家)にご相談ください。

交通事故発生
直後

治療期間中

症状固定・
後遺障害等級の
認定

示談交渉・裁判
解 決
症状固定・
後遺障害等級の
認定
解 決
後遺障害等級の認定は
適正な補償を
受けるための要です
具体的な認定基準やノウハウが
非常に重要となってきます
適正な補償を受けるための要。私の得意とする分野です。医学的な知識は当然必要です。それに加え、実際に多数の経験を通じてしか得られない(文献だけでは分からない)、具体的な認定基準やノウハウが非常に重要となってきます。交通事故に関連する諸問題の中でも、特にこの後遺障害(後遺症)等級認定の問題は、弁護士の専門性・能力によって結果が左右される可能性が高い分野です。
後遺障害(後遺症)等級認定に関する詳しい情報は、「後遺障害等級認定のノウハウ」をご覧ください。
これまでの実績・経験に基づき、ノウハウの一部を公開しています。ご覧いただければ、自ずと、私の実績・経験についてもご理解いただけると思います。
安心してお任せください。
大切なご家族が
交通事故に遭われた際の
将来を考えた対応
小さなお子様が交通事故に遭われた

そうした心情的なことに加え、法律的にも、小さなお子様が交通事故に遭われた場合、まだ成長段階にあること等の事情から、大人とは異なった様々な配慮が必要になってきます。
お子様のため、そして、あなた自身も後悔しないため、できることを一緒に考えていきたいと思っています。弁護士として、また、同じく子を持つ親として、相談相手になります。
ご高齢者の方が交通事故に遭われた

大切な方を亡くされたり(死亡事故)、重い後遺障害を残されたりした場合

被害者ご本人は勿論、ご家族の方が受けたダメージは、計り知れないものだと思います。専門家(弁護士)として、それぞれのご家族と向き合いながら、今後の道筋を一緒に考えたいと思います。
ご加入の自動車保険を
ご確認ください。
「弁護士費用特約」は
ご存知ですか?
弁護士費用特約とは?
よくあるご質問
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愛知県外からの相談もできますか?
県外からの相談も歓迎しています。
弊所は、愛知県名古屋市(名古屋駅の近く)にあります。名古屋や愛知県だけではなく、三重県、岐阜県、静岡県へのアクセスも便利な場所です。
そもそも、名古屋駅近くに事務所を構えている理由の一つとして、名古屋や愛知県以外からのお客様にも便利な場所だからという点があります。
主な対応地域は、愛知県、三重県、岐阜県、静岡県ですが、それ以外の地域の案件の取扱いもございます。
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交通事故の相談の際には、何を持っていけばよいですか?
交通事故の相談時には、加害者(相手方)の氏名を確認させていただきますので、分からない場合には、あらかじめ保険会社等にご確認ください。
また、弁護士への委任をご検討されている場合には、印鑑・身分証明書(写真付きのもの)をご持参ください。
その他は、事案によって様々です。例えば、次のようなものです。
・物損がある場合には、車検証。
・お怪我がある場合には、診断書。
・交通事故現場の写真、損傷した車両の写真も参考になります。
・後遺障害の異議申立てのご相談であれば、後遺障害診断書と等級認定票は必須で、それに加えて経過診断書・診療報酬明細書もあれば助かります。
・弁護士費用特約がある場合には、その資料(保険証券や担当者からの連絡文書)。
・相手方保険会社からの連絡文書。
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交通事故に遭いました。弁護士への相談は、どのタイミングでするのがよいですか。
不安であれば、なるべく早めに弁護士に相談してください。交通事故には、色々な段階があり、各段階で様々な問題が生じます。弁護士への相談が遅くて手遅れになることはあっても、早くて困ることはないはずです。弁護士に相談をしたからといって、必ず依頼しなければならないわけではありませんので、ご安心ください。とりあえず弁護士(専門家)の話を聞いてみよう、という感覚で構いません。
また、弊所では、入院中のため外出が困難な場合には、状況に応じて、弁護士による電話でのご相談なども対応しております。
お客様から
いただいたお言葉
自分の知らないたくさんの選択肢を教えてくれて、それぞれのメリット・デメリットをとても分かりやすく教えてくれた。メール、TELと必要なツールで迅速なレスポンスも安心につながりました。
交通事故で弁護士のお力を借りたのは2回目だが、1回目の時は保険会社の言いなりで、「こんなもんなのか」と思っていたが、今回の案件は自分の想定以上の結果だった。
今後法律案件の困り事はぜひまた榎木先生にお力添いをお願いしたいです。
本当にありがとうございました。
交通事故にあい、知識が無い為、ご相談させていただき、法律の事や治療のことに対し、こまかくアドバイスされ、安心してお任せすることができました。
相手との和解もスムーズにでき、とても感謝しております。ありがとうございました。

この度は、長い時間、お世話になりました。
最初はこんなに複雑なことになるとは思わず、気付いたら3年ほどお世話になってました。
ただ、榎木先生に頼ったことで、不安もなく、日常を送れた事に大変感謝しております。
本当にありがとうございました。
お体にお気をつけて、今後もご活躍下さい。
また、何かありましたら、その時もよろしくお願い致します。

長い間、ありがとうございました。
丁寧な説明をして頂き、分かりやすく安心してお任せすることができました。
心から感謝しております。
ご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。
交通事故問題の将来
愛知県内の人身事故発生件数(平成27年)は4万4369件と報告されています(愛知県警察本部交通部「愛知県の交通事故発生状況」)。死者数は213件と報告されています。年別の推移をみると、交通事故発生件数は年々減少しています。しかし、都道府県別発生状況をみると、愛知県は人身事故発生件数も死者数も全国一位となっています。愛知県内の地域別発生件数をみると、人口も多いからだと思いますが、名古屋市が最も多い1万4250件と報告されています。自動制御など自動化も徐々に進み、自動車の安全性能は格段に高まっているとはいえ、やはり自動車は「凶器」に違いありません(勿論、大変便利なものですが)。
私も名古屋市に住んでおり、事務所も名古屋駅前の錦通沿いにあります。名古屋市内を走る錦通、広小路通、桜通などは車線も多く、しかも直線ですから、特に夜間などは相当な速度で走行する車も珍しくありません。車線変更の際に合図を出す、一時停止では止まって安全確認をする、そういったことを守らないドライバーを見かけることもあります。私は弁護士として数多くの交通事故案件を取り扱う中で、交通事故被害に苦しみ、人生を大きく変えられた被害者の方を沢山見てきました。現在の法制度では満足な救済が受けられず、弁護士として悔しい思いをしたこともあります。ですから、そうした無責任な運転行為をみると、心の底から腹が立ちます。
ただ、こうした交通事故問題を巡っては、近い将来、大きな変化が起こると考えられます。とても望ましい変化です。それは、2020年代には完全自動運転が実現される見通しとなっているためです。当然ながら交通事故発生件数は大きく減少するものと思われます。また、仮に交通事故が起きたとしても、自動車の位置情報が数センチ単位で把握できるようになるわけですから、事故態様の再現も容易になります。ドライブレコーダーのような画像情報も保存されるようになるはずです。これまでは、当事者の話や現場の痕跡などから事故態様を再現していたわけですが、そうした作業は非常に簡略化されていくものと思われます。加害者側と被害者側の主張する事故態様が大きく食い違う、という事態も少なくなるはずです。さらに、完全自動運転となれば、もはやドライバーの責任を観念しづらくなるため、責任の所在についても大きく変化していくはずです。当然ながら、法制度、保険制度の大幅は見直しが必要となってきます。
これからの10年間は、交通事故を巡る問題が大きく様変わりする時期だと思います。まだ議論は始まったばかりですが、弁護士として大変興味を持っており、今後研究を進めていきたいと考えている分野です。そのような変化の中で、交通事故被害者側の弁護士として思うのは、新しい制度が、被害者側に不利なものであってはならない、ということです。変化を見守りつつ、必要であれば、声を上げていくことも弁護士として必要なことだと考えています。